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ディガーの基本業務

ディガーの基本業務

ここではディガーがどのような事をしているのか、仕事の概要を見てみましょう。

1-1 楽しく安全に滑れるように配慮する

〇 天候の悪いとき(もしくは予報で悪いとき)は、その日の朝 (もしくは前日の夕方) から温度、湿度、風、雲の動き、などを参考に天候を理解するように務めて、影響が大きそうならヘッドディガーと対応について相談する
〇 混雑時には自分の滑走を自粛しパトロールに専念する
〇 ディガーの道具が危険な場所に置かれていないか注意する
〇 機械の故障等で必要な場合は、昼整備の進行状況を見てローカルへの協力を要請する
〇 クローズの必要がある時は状況と理由を出来るだけ早く本部に連絡
〇 スキー場スポンサーのバナーの露出を心がける

1-2 滑走者の行為やマナーに対しての注意

〇 タバコのポイ捨
〇 パイプでの途中ドロップ
〇 スネークの注意
〇 ランディング、パイプのドロップアウトなど、危険な場所での座り込み
〇 危険区域での滑走
〇 許可なく敷地内でアイテム作成
〇 暴走とみられる滑走
〇 混雑時スムースに順序良くアイテムに入れるように誘導する

1-3 アイテムの素早い修繕

〇 バナーやのぼりが折れたり外れたりしている場合はすぐに直す
〇 ウェイティングゾーンで列が乱れていたら誘導する
〇 スタートポールが倒れたり傾いている場合は挿し直す
〇 壊れたバナー等を発見したら速やかに撤収する
〇 アンダーボードが外れて危険な状態になっている場合は速やかにクローズする
〇 レールやBOXのバリはその場で修繕する
〇 その他、滑走に支障をきたすアイテムの破損等の素早い修繕

1-4 危険個所は速やかに閉鎖

〇 大きな穴が空いたり、土や岩が出たりした場合はポールにて注意喚起する
〇 危険な状態のアイテムは時間に関係なくクローズにする。
〇 アイテムやそれ以外のバーンで危険箇所があった場合は閉鎖や滑走規制をかける
〇 怪我人が出たアイテムは一時閉鎖して点検と検証を行う

1-5 お客様への対応

〇 怪我人を発見したら速やかに正確な場所、自身の名前、怪我人の年齢、怪我人の性別、(出来ればどんな転び方をしたか、体のどの辺が痛そうか)を無線で本部もしくはパトロールに伝える
〇 お客様のストラップなどが壊れた場合にディガーハウスにある予備パーツで出来る限りの修理を行う
〇 お客様のちょっとした怪我も対応する(医療行為はできないので希望のファーストエイドを与えるだけにとどめる)
〇 中間整備の開始時、終了時には放送等でアナウンスをする

1-6 講習

お客様が希望すれば、アイテムの安全な使い方の講習をするなど、ディガーが一定サイクルで滑って安全な滑りの手本を見せましょう。
一般ゲストのアイテムに対しての不安を取り除き、安全かつ楽しい滑り方、創造性への導きとなり怪我も減らせます。

1-7 メディアへの対応

パークに関するメディアの対応もディガーがします。
撮影許可条件としてスノーリゾートの名前をクレジットとして入れてもらう。出来る限りの協力と、スノーリゾートのバナーなどの設置と移動をメディアと協議の上行います。

〇 基本的にヘッドディガー以上の者が対応
〇 撮影の依頼がきたら影響力を考えつつプロデューサーに相談する
〇 撮影の可否についてその理由も説明する
〇 おおまかな滞在期間と連絡先を事前に確認 
〇 ごみは持ち帰る、タバコは吸わない等の撮影時のルールを説明する
〇 クレジットの入れ方について説明する
〇 カメラマンと協力してリゾートのバナーが効率よく写るように移動させる
〇 当日のタイムスケジュールや担当をディガーと打ち合わせする
〇 一般のお客様の迷惑とならないよう撮影時以外は、影響を与えない場所へ移動する

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