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パークマシンノウハウ

パークマシンノウハウ

ここでは、雪上車を使ってパークを配置・製作・整備していくノウハウを覚えましょう。

4-1 レイアウト

<キッカーレイアウト>
○ スタート位置、アプローチ、ランディング後の導線が、キッカーを使用しないお客様と交錯しない場所を選ぶ
○ アプローチ斜度は12~15°が適当(加速し過ぎなくてよい)

<ジブアイテムレイアウト>
○ アイテム間の距離は20mが適当
○ アイテムの全長を約10mと考えると、スタート位置からアイテムまでが20m、ランディングに10m要するので1アイテム40mが適当
〇 2つのアイテムを並べるには80m(40m×2)あれば、他のお客様との導線が確保できる
○ 基本的にアイテムは3連以上で並べない
○ 3連の場合の並べ方は、1つ目に足慣らしできるもの、2つ目に少し難しいもの、3つ目に気持ちよく抜けるものを置くと、誰でも楽しめるレイアウトになる
○ 1つ目に気持ちよく抜けるもの、2つ目に少し難しいもの、3つ目に足慣らし程度のものを並べると、初級者は敬遠し中級者には印象の薄いレイアウトになる
○ 1つ目に少し難しいものを持ってくると、その後のアイテムの印象が薄くなる
○ フォールラインをよく確認して、それに沿ったレイアウトにする

4-2 造成

<キッカー造成>
○ 中級者まではキックの高さは1.5mまでがよい
○ 雪上車のサイズ的に、テーブルの長さは8~10mがちょうど良く、中級者向けの安全なキッカーサイズとなる
○ ナックルは4mほどが適当(一般営業用)※大会用は2m
○ テーブルの幅はキックの両サイドから雪上車が入れる幅が必要
○ ランディングはテーブルの倍以上の距離が必要(推奨)
○ ランディングの斜度はキックの斜度プラス8~10°が適当

<ジブアイテム造成>
○ アイテムの角度はアイテム上で加速せず失速しない角度が理想

4-3 整備

<キッカー整備>
○ キッカーのランディングなどの急な斜面に雪を運ぶ時は、その斜面を崩さないうちに下の方の雪を運ぶ
※何度も往復すると斜面が緩くなり上れなくなるため
○ キッカーのランディングが硬い(氷)場合は上りで逆回転をかける
○ キッカーのランディングが柔らかい場合はテーブルから雪上車の滑り落ちる速度にあわせてキャタピラーを回すようにアクセルを吹かす
○ キッカーのランディングが硬く、真ん中がほれてしまった場合、真ん中だけキャタピラーで崩して、両サイドから上りで雪を落として盛り上げておく、翌朝にテーブルの上から整形する

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