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雪上車について

雪上車について  

ここでは、雪上車を運転するに当たり、最低限の雪上車の仕組みを理解しておきましょう。
      

1-1 エンジントラブル

画像の説明

〇 エンジンオイルは通常あめ色で、ネバネバとしている
〇 毎日作業前にエンジンオイルの汚れ・量・感触・色をチェックする
〇 エンジンオイルがさらさらの時はエンジン内部でクーラントが漏れて混ざっている可能性がある、このとき色に変化はない
〇 オイルパンの栓を緩めて緑色の液体がたれてきたら、クーラントがもれている
〇 エンジンオイルの蓋の裏に白いクリームのようなものがついているときは、水が混入している

1-2 燃料の不循環

〇 燃料タンクは常にいっぱいにしておき結露しないようにする
〇 タンク内に水が溜まると、汲み上げラインの先端やエア抜き穴、エレメントが氷でふさがれ燃料が行き渡らなくなる
〇 エアポンプをついてみてスカスカの場合はホースに穴が開いていて、反発する場合は氷などでふさがっている可能性が高い

1-3 作動油

〇 作動油のホースは太いものが破裂すると約30秒で作動油が出きってしまうのでよく点検する
〇 作動油のホースの金具とゴムのつなぎ目が油っぽかったり、ホースに細かい亀裂が入っていたりなどの場合は要注意
〇 作動油のホースは3年に一度くらいの頻度で交換するのが望ましい

1-4 エレメント交換

〇 エレメントは外から入り内側に綺麗なオイルが行くので、交換の時はエレメントの穴に直接オイルを注がないようにする
〇 同じ大きさのゴミでも、ギアオイルとポンプオイルに混入する場合では、口に入るか目に入るかほどの差がある、ポンプオイルへのゴミの混入は特に注意する

1-5 タイヤとワイパー

〇 キャタピラーのタイヤで空気式のものは空気圧7キロが理想
〇 空気圧0.5キロ減で3分の2、1キロ減で2分の1の寿命になってしまう、正常だと4年ぐらいは持つ
〇 エンジンを始動する前にワイパーのスイッチは切っておく
〇 ワイパーが凍り付いているのに無理やり動かすと、モーターやその他の故障の原因になる

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