雪上車オペレーター心得
雪上車オペレーター心得
ここでは、パークだけではなく、オペレーターとして働く上での心得を見ていきましょう。
2-1 業務の心得
○ ディガー経験を生かし、細部にまで気を配る
○ 決められた仕事を時間内に間に合わせるように自分の力量にあわせて工夫する
2-2 運転の心得
○ 雪上車とアイテムはとてもデリケートで乗り手や使い手によって変化することを忘れない
○ 雪上車は女性を扱うように(壊れやすいため)優しく、顔色(機体の様子)を伺いながら最高のパフォーマンスをさせるよう努める
○ 雪造物は生もののようにすぐに悪くなってしまうことを考慮して成形する
○ 運転するときは音楽などをかけずに終始雪上車の音を聞きながら運転する
○ 異音や誤動作を発見したらすぐに機械を止めて点検し、原因がわからないときは格納してメンテナンスへ連絡する
○ 雪上車を離れるときは必ずパーキングをかけたか確認してから降りる
○ 運転するときの喫煙は厳禁
○ 飲酒・酒気帯び状態での運転は厳禁
2-3 作業の心得
○ 無線などでの連絡がつかない状態での1人作業は厳禁
○ 作業時間が5時間を越えるときは間に1時間ほど休憩を入れる
○ アイテムは雪上車から見れば豆腐同然に壊れやすいため、あまり近づかないようにする
○ 建物、リフトの支柱、アイテム、大きな木、谷などの付近での作業は細心の注意を払う
○ 事故や故障が起きた場合のことを考え、ゲレンデオープン時間の10分前には作業を終えるように心がける
2-4 協働の心得
○ ディガーと接近して作業を行う場合、全員の姿が見えない場合は機械を動かさない
○ マスターディガーおよびヘッドディガーとの連絡を欠かさず、無駄のない仕事をする