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1-1 レイアウトによる雪のマネジメント
雪のマネジメントとは、雪を効率よく残したり移動させたりするという雪の管理のことです。
雪のマネジメントがうまくできると、ゲレンデの終了時期を長引かせたり造雪作業の時間短縮などができたりします。
例えば、シーズン中から一番最後まで残すラインに雪をためておくとゲレンデの終了時期を延ばすことになります。
※アイテムなどのレイアウト次第でも雪を残し、後に営業に活すこともできます。  
1-2 配置
・ 流れの良いレイアウト。(衝突などの危険予知、アイテムの間隔等)
・ バーンやゲレンデ全体にあったレイアウト。
・ バーンやゲレンデ全体の有効利用(デットゾーンの利用)
・ アイテムの向きや角度、フォールライン方向の検討。
・ 雪上車や手作業による整備の効率。
・ 利用頻度と整備頻度
・ アイテムを連続させたときの、難易度や達成感の調整。

1-3 天候の対策
ゲレンデを管理していく中で天候を読むことはとても大事なことです。
天候等を読まずに作業を進めていくと、二度手間になったり時には災害を招くこともあります。
最低でも天気予報はチェックしておきましょう。
それでも、自然が相手なので予報通りには行かないことが多々あります。
そういう時は、ヘッドディガー、ディレクターやプロデューサーが
臨機応変に対応して的確な判断を指示しましょう。

安全第一のために
・すべてのレイヤーにあわせる
・天候雪質を常にチェック
・アイテムへの細やかな気配り
・作るだけではなく、使い方も見せる。
・毎日が最高の日であるように常にアイディアを盛り込む。
・常に安全かつ気楽に楽しんでいただくことを考える。

クオリティーを常に最高へ
常に自分が滑走テストし、知りうる限りのたくさんの滑走パターンと、そのゲレンデで実際に滑っているお客様の思考パターンを分析することが大前提となります。

雪上車の不完全性を知る
最近の雪上車はとても性能が高く、乗り手によっては大きな差が出るのは言うまでもありませんが、どんなにすばらしい、たとえコンピューターのような人が作ったとしても、先に述べたクオリティーに関してはまだまだ雪上車の管理できるところではありません。
鍛えられた人間が現場に立ったときの視覚・嗅覚・触覚・聴覚、これらがお客様の安全を守るクオリティーにつながります。

お客様に近い意見での整備
ディガーなるものは常にゲレンデに注意を払い、自分たちも滑走し、お客様の気持ちになり考え、お客様と一緒に滑ることでお客様の生の声を聞き、それらを常に現場整備に取り入れています。

お客様への早い対応
ゲレンデを常に気にかけていることから、事故や怪我その他のトラブルにも俊敏に反応できる。
お客様を待たせない、悩ませない、困らせない、怯えさせない、そして安心してもらえるというメリットをもちます

お客様の声をお客様代表としてスキー場へフィードバック
これは現場でお客様とよく接することからスキー場に対しての生の声をふんだんに聞けることから、スキー場自体の改善点が良く見えるのでとても役立つ

[check]燃料の使い方
・年間使用燃料目安の計算
[check]雪上車のメンテナンス
・オペレーターが部品交換をすることで修理が早く、営業への影響も軽い。
・壊れやすい部品をまとめて取って置く
[check]ディガーズの数
[check]ディガーズの給料
[check]オペレーター育成
[check]休憩小屋
・ストーブも置いて、軽食も食べられればなお良い。
・禁煙、もしくは完全なる分煙。
[check]けが人の減少
・パークレイアウトと客層にあわせたデザインでゲレンデに魔法のスパイスを振ります。
・計算されたレイアウトとデザインのパークをディガーがきちんと管理をする事で、クオリティーが生まれ、けが人が減少します。
[check]救急車要請回数
・要請回数をカウント
[check]パークレイアウトでお客様の正しい動線を作る
・パークレイアウトによって、使用頻度の低いゲレンデへお客様をリリースします。
・リフトの無駄な稼動を避け、ゲレンデ全体の許容範囲を上げ回転率の向上とゲレンデ混雑による不快感を減少します。
[check]作り物(人工アイテム)の納品計画
・シーズンイン2ヶ月前の完成
(広告、現場絵の運搬、スノーリゾートの装飾等)
[check]雪上車の優先使用
・雪上車が足りない時は、ゲレンデあってのスノーリゾートなので、ゲレンデの圧雪の仕上がりを最優先し、パークの必要時間を優先します。
・メンテナンスの難しいパークアイテムに限り雪上車の使用順を再考する必要があります。
・デザイナー以外のオペレーターがパークレイアウトの追加をしない

[check]シーズン前の測量
・確実性を上げる為にも、夏場測量は重要です。
積雪の少ないスノーリゾートでは、アイテムの形を維持するために雪を盛らなくてはいけませんが、作業も雪も無駄に使わないためにしっかりと測量する。

[check]シーズン前の重機の点検
シーズン前に厳重にチェックするべきです、シーズン中の故障は数字に大きなダメージを与えます

[check]ディガー職の現場への浸透補助   
ディガーという職業は、今までだと遊びの延長と見られがちでしたが、近年のパークブームで日本の半分のゲレンデにパークが誕生しています。
そして、スノーリゾートとって大切な集客装置のパークを維持・管理するディガーは、とても重要な職種となりました。
しかしながら、昔ながらの従業員はディガーを良く分からない上に良く思わない方が多く見受けられます。
このことを鑑みて、
他の従業員の皆さんにディガーが何故このスノーリゾートいるのか、必要性を伝えましょう。

                
[check]ディガーへの指令書もしくは指示書を製作
・ディガー仕事の明細
・任務内容

[check]資格取得の推薦と確認
・最低18歳。
以下の基本的な知識
・様々な雪条件、ジャンプ、キック、デッキ、ランディング、およびこれらの理想的な条件の熟知、スノーボードの上級課程と知識。

[check]必須義務と責任を周知徹底
・シーズンイン前の予定された日に入山していてください。
・シーズンの最初と終わりの準備と片付けまでが仕事です。
・繰り返し34kg荷物を持ち上げて動かす。
・突然の仕事がある可能性があります
・職種にかかわらず、お客様のためになることは自分の仕事です。

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