【ディガー心得2】問題

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組織で動く

ここでは、ディガーの組織を見てみましょう。

1-1 パークでの役割 

以下のような役割が必要になります。

★ (1)/パークの最高責任者
★ (2)/雪上車で整備とパークの維持を行う
★ マスターディガー/プロディガーを束ねパークの管理を行う、パークの規模によりヘッドディガーとも呼ぶ
★ プロディガー/(3)で行動して整備を行う
★ ディガー/(4)で行動して整備を行う
★ アルバイトディガー/ディガーの手伝いをするアルバイト

〇 (1)
ゲレンデとの交渉などを行い、お客様や現場から上がってくる意見を利害の側面からも分析し、無駄のないように実行する。

〇 (2)
雪上車作業の引継ぎを必ず行い、(1)に作業の結果と、雪上車の不備の有無を毎回連絡する。
マスターディガーとの意見のぶつかりが必ず起きるが、そこで解決せずに必ず(1)に見解を求める。

〇 マスターディガー
一日の業務の状況とすべてのディガーの動きを把握し、その日の復習と、次の日への段取りを行い、必ず(1)に報告する。
(2)との意見のぶつかりが必ず起きるが、そこで解決せずに必ず(1)に見解を求める

〇 プロディガー
マスターディガー、(2)の指示を理解し、やらなければならない仕事を把握してディガーとともに職務を遂行する。
また、現場で判断に困った場合は、必ず指示を仰ぎ決して自己判断はしない。

〇 ディガー
(5)を意識し、プロディガーの指示の下で職務を遂行する。
自分の判断で、お客様やゲレンデの運営に直接かかわる事を決定しない。

〇 アルバイトディガー
基本的にはプロディガーの指示でディガーの手伝いをするが、すべての上司の指示には従い、職務を遂行する。

1-2 組織で行う仕事 

パークコンサルティングの一連の流れの中で、(6)で行う業務と(7)で行う業務があります。
ここでは組織で行う業務を見てみましょう。

○ パークの(8)      
パークに雪のアイテムを設置したとき、始めの大掛かりな整備は(9)で行います。
(10)を設置するときも、大きなものや重いものが多いので、全員で行います。
これによって、このアイテムに対してどんな整備をすればいいのかを全員が理解できます。

○ パークの(11)      
天候の変わりやすい環境のため、アイテム数も多くお客様も多いパークは、全員の目配り気配りで(11)します。

○ パークの(12)      
お客様により長い時間楽しんでいただくために、全員で効率の良い段取りのもと、パークの(12)を行います。

○ イベントの(13)     
スノーリゾートに来てくれた大会、キャンプ等のイベント、またはリゾートで企画したイベントなど、参加してくれたお客様を楽しませるために、ディガーのみならずスタッフ全員が一丸となって(13)を行います。

○ デモンストレーション  
ディガー全員が楽しく滑走する事で、ゲレンデの花となりパークの活気付けに役立つので、出来るだけ(14)で目立つようにデモンストレーションを行います。

○ 巡回(15) 
一人でパトロールするにはゲレンデは広く、長い時間がかかるので、全員で交代しながら(15)を行います。

ディガー業務全体の注意点

ここでは、ディガーがどんな事に気を付けながら仕事をするべきなのかを見ていきましょう。

2-1 設置・維持業務の注意点

(1)の作ったパークデザインを、(2)が雪上車で、マスターディガーが手作業で維持していきます。
常にゲレンデに(16)を払い、自分自身も滑走し、お客様の気持ちになって考え、お客様と一緒に滑ることで(17)を聞き、それらを常に(18)に取り入れていきます。

<設置についての注意点>
○ 雪上車や(19)などの(20)とともに作業するときは、作業範囲内とオペレーターの(21)には絶対に入らないようにする
○ ゲレンデ以外の(22)作業であっても、お客様の近くで作業する場合は(23)を立てて作業を行う
○ 設置では広範囲にわたり作業を行うので、ゲレンデが(24)している時間は極力避ける
○ ゲレンデオープン時間に行うときは、作業場所の(25)にセーフティーネットを張る等して、お客様の安全な(26)を確保する
○ (27)が積もることを視野に入れる
○ ディガーの(28)、作業(29)、整備(30)、熟練度などに基づいた管理力を考慮する

<維持についての注意点>

=雪上車=
〇 (31)でキックやナックルの角、(32)の端を削り過ぎないように注意する
○ (33)の解けた部分や削れた部分は、ブレードや、キャタピラーで(34)%ほど崩してから成形し直す
○ あまりにも硬い(35)になってしまったときは、崩して成形し直す

=手作業=
○ 設置完成後の形状を(36)しておく
○ 雪の崩れた部分を(37)のではなく、滑走導線外から雪を運んできて(38)する

手作業は(39)の主な仕事であり、パークの最終仕上げという、とても大切な作業です。
ここを怠ると、パークの(40)を下げることに直結する上に、最も重要な(41)も失う事になります。
そして、手作業での技術は後に重機等に乗るようになってからも基本となることなので、しっかり習得していきましょう。

2-2 整備・管理業務の注意点

整備は、雪上車と(42)が連携して行うため、(43)不足に注意しましょう。
管理は、お客様への影響を最小限に、(44)を守りながら行いましょう。

<整備についての注意点>
○ (45)を見て何からやるべきか、何を優先するかを考える
○ 雪上車やその他の機械が動いている時は絶対に近寄らない
○ 仕事の順序としては、(46)などで作業区分を確保→(47)作業→(48)作業→(49)での色つけ→(50)の設置
○ (51)の動きを止めないように作業区画内のポールやネットなどを前もって外しておき、(52)が作業しない場所(リフトの支柱、建造物脇等)に移動しておく
○ (53)とのコミュニケーションをとる為に必ず(54)を携帯する
○ (55)の動きをよく見ながら所要時間を見極め、それに合わせた時間配分でそれぞれのアトラクションの仕上げレベルを決める

<管理の注意点>
○ パークをオープンする時間の(56)分前には作業を終えるようにする
○ パークのオープン前には必ず試験滑走し(57)がないかを確かめる
○ パークのオープンは、必ず “場内放送“ “(58)” “(59)” でお客様にお知らせする
○ パーククローズは、お客さまの流れを見て区切りのいいところでクローズする
○ パーククローズは、(60)と大雪への対策を万全にして、(61)作業への引継ぎを考えたクローズ作業を行う
○ パークでの営利を目的とした撮影は、事前の許可を必要とする。未許可の撮影現場を発見したら一声かけて許可をする 
○ パトロール中に危険箇所があれば規制し、(62)による視界不良であればアイテムをクローズする
〇 (63)が鳴り始めたら、お客様に注意を促し速やかに退避してもらう
〇 怪我人を発見した場合は(64)へ連絡して(65)の到着まで二次災害を防ぐ
○ パーク内の(66)はお客様に危険がないように設置し、(67)や降雪により破損・埋没している場合は速やかに復旧させる
○ パーク内の(68)は、風や降雪により破損・埋没している場合は速やかに復旧させる
〇 パーク内の看板は、風雪で看板表面に(69)が付着して視認できなくなる事があるので、こまめにクリーンナップする

2-3 サービス業としての注意点

<お客様への迅速な対応>
(70)を常に気に掛けることで、事故や怪我その他のトラブルにも俊敏に反応し、(71)を待たせない、悩ませない、困らせない、(72)ない、そして(73)してもらえるように努めましょう。

<ホスト・ホステスとして>
ディガーは一見怖そうに見えてしまい、お客様から声をかけるのは怖いものです。
ディガーはゲレンデのホスト・ホステスとしての意識を強く持ち、出来るだけお客様へ声をかけ、サービス精神が旺盛である事をアピールしましょう。
○ (74)
○ (75)
○ もてなし
○ 対応

<ゲレンデのクリーンナップ>
ゲレンデの巡回中に必ずといっていいほど(76)を見かけます。美しいケレンデを維持する上でも大事ですが、お客様からゲレンデ(自然)を愛するスタッフの一人であることを見てもらうためにも、率先してゲレンデのクリーンナップをしましょう。
○ 常日頃からゲレンデや施設内にある(77)を全部拾うぐらいの心構えをもつ
○ 自分達の使うものの(78)をする
○ 施設内のものの整理整頓をする
○ オフシーズンのクリーンナップ活動へできる限り参加する

<お客様への気配り>
ゲレンデ内で困っているお客様を見つけたら、何に困っているのかをよく分析、(79)して、(80)を持って行動し、お客様のためを第一に考えて解決するようにしましょう。
○ 施設の使用は(81)最優先
○ 困っていそうなお客様への積極的な声掛け
○ 施設内で(82)を感じたときのゲレンデへのフィードバック(上司に報告等)
○ 積極的なゲレンデチェック(現場チェック)